追記
読んでいる時に、不覚にも一瞬、「山田悠介が書いた文章っぽいな」と思ってしまいました。
(以下の文章は未読の方は読まないで下さい。)
本作は曾我佳城の名前が出てきたり、11枚のとらんぷのようなマジックショーがあったりと、泡坂妻夫に対するオマージュがあるのかな、と思ったんですが、(以下反転)ミス板のスレで「文章が1ページ上下段で収められている」という指摘があって気付いたんですが、それは某有名作品のトリックのように本自体に仕掛けがあるからなのでしょうかね。それで不自然に水増しした文章にしているのかなと。
とにかく、物語自体は下巻を読まないと何ともいえないのですけど、文SHOWに関しては「リア鬼」並に苦痛でした。