2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ブクオフ

小峰元「ヘシオドスが種蒔きゃ鴉がほじくる」 小峰元「ソクラテス最後の弁明」 (米澤スレで名前が挙がっていたので) シオドア・スタージョン「人間以上」 (置いてあったから) ロバート・J・ソウヤー「ゴールデン・フリース」 (20の質問スレで気になった…

阪神マエカーが今年もやらかしそうです。 そして今年は全国ネットでマウンド上で不貞腐れるマエカーが見れるんですよ。でも開幕するまでは絶好調だったんだよねー、去年も……。 とりあえず清原にデッドボールを与えて、何故か切れ気味のマエカーに顔面蒼白に…

部屋の片付けをしていたら、とり・みき×ゆうきまさみ「土曜ワイド殺人事件」を発見する。どんなんだったっけ? とパラパラめくってみると……。く、くだらねー。 無駄に裸な事件に無関係のOLのおねーちゃんが出てきたり、無駄に裸な被害者だったり、列車の中に…

岡嶋二人「クリスマス・イブ」

B級ホラー。そして、それ以上でもそれ以下でもなかったです。 読んでいるときは結構楽しかったかも……。

以前、友人たちと近所の河原へとバーベキューをしに行った。 みんなが準備をしている間、ぶらぶらしながらその辺に落ちている石を拾ってみると、その石の大きすぎず小さすぎず手にしっくり馴染む感じや、角度によっていろんな表情を見せる表面の具合が悪くな…

デイヴィッド・イーリイ「ヨットクラブ」

中には全くオチの意味がわからない作品もありましたが、皮肉たっぷりでニヤリとするような話や、最後にゾッとするような話などブラックユーモアたっぷりの短編集でした。 中篇の「タイムアウト」は核爆発により、イギリスとアイルランド全体の人間、建物およ…

北山猛邦「『アリス・ミラー城』殺人事件」講談社ノベルス 小沼丹「懐中時計」講談社文芸文庫(値段を確認せずにレジに持っていったら鼻血が出そうになった。)

近所の古書店ではない普通の本屋に三津田信三の本があるかを見に行ったら、ノベルスコーナーに無くて、なぜか霞流一の「スチームタイガーの死走」(ケイブンシャノベルスしかも初版本)を見つけてしまう。 一体どうなっているんだ。大垂水峠を境に西と東で時…

シオドア・スタージョン「海を失った男」

なんだか読んでいていろいろと考えさせられました。 幻想的でぼんやりと夢を見ているような気分にさせられる作品から、観念的な難しい話など様々な話がありましたが、「成熟」や「そして私はおそれつのる」などは、自分の普段使わない頭をフル回転させて読ま…

シオドア・スタージョンの「海を失った男」は思いっきりSFですね。 「成熟」はテッド・チャンの*1「理解」を思い出してしまった。 「理解」は理解できなかったけれど。 *1:「あなたの人生の物語」収録

返却期限が迫ってきたため、図書館から借りているシオドア・スタージョンの「海を失った男」とデイビッド・イーリイの「ヨットクラブ」を必死に読書中。

……そうか。上の文を書いていて何かおかしいなと思っていたけれど、本当は「あなたがライトノベルと思った作品がライトノベルです」を定義にしてしまうと、いざライトノベルについて語ろうとした時に個人ごとに解釈が異なることになるから、同じ土俵で物事を…

ライトノベルの定義についてなんですけども、あくまでも個人的な意見としてはレーベルかなと思っています。この辺は人によっては捉え方が異なると思うので個人的な意見としてですけど。 とりあえず何でそう思ったかというのは、私事で恐縮なんですが、自分が…

田代裕彦「平井骸惚此中ニ有リ」

事件が起こるまでが長すぎることと、トリックがもう一つということは置いといて、とにかく講談調の文体とのことですが、地の文と会話文にギャップがありすぎて受け付けなかったです。

「平井骸惚此中ニ有リ」を読んでいるのだけれど、文体が気になって一向に読み進められない。リズム感を重視しているのはわかるけど、さすがにいらいらしてくる。講談調ということだけど、日本人ラッパーにありがちな「韻」だけ踏んでみました、というラップ…

米澤穂信「愚者のエンドロール」

前作「氷菓」を読んでから1年以上経ってしまっていたので、前作の内容をほのめかす部分が少しわからなかったのですが、面白かったです。 この作者は本当に本格ミステリが好きなのだな、ということが文章の端々から滲み出ていて好印象です。一般人からすると…

MYSCONタイムテーブル 参加者一覧

16:30〜 会場に到着。スタッフの進井さんに部屋へ案内してもらう。 16:40〜 時間があったのでコンビニへ買出しに。 17:00〜 同じ控え室になった、ともさん、naubooさん、鞘鉄トウさん、NAOさんと少しお話する。 17:30〜 地下の大広間でMYSCON開会宣言→高田先…

ゲットしたもの、帰りに買ったもの

米澤穂信「愚者のエンドロール」角川スニーカー文庫 田代裕彦「平井骸惚此中ニ有リ」富士見ミステリー文庫 三橋一夫「青年秘書誕生」春陽文庫 小酒井不木「現代大衆文学全集 小酒井不木集」平凡社 未成年(笑)くん編「ミステリ系音楽界の夕べ」 NAOさんのア…

MYSCONへ行くと、斎藤栄が読みたくなる。

か、課題がオワラネー。MYSCON前夜だっつーのに。朝の4時くらいまでに終われば良いなぁ。 それはそうと、今度の金田一は稲垣吾郎がやるらしいですね。スポーツ新聞に歴代の金田一を演じた役者が紹介されていて、「へぇ〜、こんな人が」という人が結構いまし…

MYSCONへ来ると桶屋が儲かる(安)

「MYSCON、と言われましてまず頭に浮かぶのは、ミステリを趣味に嗜む紳士淑女の社交場というよりも、正直なところを申し上げますと「少し濃い方達」の集まりというイメージがどうしても先行してしまいます。私のように海外古典を全く読んでいない、また国内…

スキー

日焼け止めクリームを塗り忘れたために、パンダ焼けしてます。MYSCONでパンダっぽい人がいたら、それは多分僕です。

乙一「ZOO」

「きみとボク派」の定義がよくわかりませんが、乙一の作品は「きみとボクの心の距離感」を描くのが上手いなー、といつも感心してしまいます。特殊な設定や装置を使って、きみとボクの心の距離を縮めたり、離したり、時には「あざと過ぎない?」と思う作品も…

乙一の「ZOO」を読んでいます。この人はホラーを書くのがめちゃくちゃ上手いなー、と感心してます。

MYSCONへ行くと桶屋が儲かる(仮)

1.MYSCONへ行く. 2.初参加なので緊張する. 3.緊張してカタコトに. 4.「ワタシ,ルークイイマスネンナリヨ」 5.引かれる. 6.寒くなったので銭湯へ. 7.湯船につかる. 8.ふと壁を見ると穴が開いている. 9.覗く. 10.向こうからも誰かが覗いて…

清涼院流水「彩紋家事件 下巻」

ミステリ作家としては、やってはいけないことをやってしまっているのが頂けない。手品のネタバラシは奇術師になろうがなるまいがしたら駄目ですよ。これ泡坂妻夫が読んだら嘆くと思います。また、袋とじを開けてからの怒涛の展開、大説節に腹がよじれるほど…

島田荘司「ネジ式ザゼツキー」

最後に全てが引っくり返るタイプではなく、コツコツとパズルのピースをはめて全体図を構築するタイプのミステリでした。なかなか奇抜な作中作が現われて、それらが全て伏線になっている点も面白かったのですが、何故首がネジ式になっていたかという理由が面…

「ネ、ネジが〜」ということでネジ式ザゼツキーを読んでます。

CANDY考

冷静に考えて、鯨統一郎の「CANDY」は素面で読んだら怒るのは当たり前だろうという結論になったりならなかったり。 これは、きっと何かでキメながら、大音量でビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」やD-12の「パープル・ピル」等の明らかにキマってるO…