頭の体操(クイズなり)

「先輩、先輩」
「何?」
「俺、こないだ合コン行ってきたんですよ」
「何だよ。俺も誘えっつーの。それで、どした?」
「まあ、男と女、4対4の合コンでしてね。中々盛り上がりましたよ」
「ふーん。悔しくなんかないね・・・」
「またまたー。それでですね、なかなかどうして、みんながみんな良い感じになってしまいましてね。まあ、僕の他に男はB男、C男、D男ってことにしておきましょう。女の子の方はA子、B子、C子、D子ってことで。芸がなくてすみませんが、実名はちょっと伏せときます。それで、合コンのオワリの方で、みんなどの子が気に入ったかってのを紙に書いて、集めたんですよ。まあ、この紙は一応、僕が幹事をやった関係で集めたんですが。一応、みんな男なら女の子の、女の子なら男の名前を一つだけ書いて、ってしてもらったんですが、面白いことになりましてね。突然ですが、ここでちょっと先輩にクイズ出します。」
「何だよ、いきなり。どんなクイズ?」
「まあ、たいしたクイズじゃあないんでね。先輩ならすぐわかると思いますよ?」
「そんなこと言われるとプレッシャーでやだな。んで?」
「では、問題です」

男グループも女グループも不思議なことに、みんな違う人の名前を書いたんですね。
僕が気に入った女の子はB男のことを気に入っているようです。C子ちゃんはB子ちゃんを好きな男を気に入ったようです。C男はB男が気に入った子に気に入れられています。A子ちゃんは、C男を気に入った子を気に入った男の名前を書きました。D男は、A子ちゃんの名前を書いた男を気に入った女の子の名前を書きました。(追加)B子ちゃんはA子ちゃんのことが好きな男の名前を書きました。
さて、D子ちゃんが書いた名前は誰のものでしょう?

「・・・全然、わからねぇ・・・」
「えー、ちょっと考えて下さいよ」
「ちょ、ちょっと時間くれ。そうだなー、2,3日あれば・・・、何とか・・・」
「しょうがないですね。じゃあ少し時間をあげます。じーっくり考えて下さいね☆」

――暇な方はやってみて下さい。暇じゃない方は適当にスルー推奨。